熊本地震9年 益城町で最後の公共施設が復旧 「大きな区切り」
熊本地震(2016年4月)で2度の震度7を記録した熊本県益城町で、被災して使えなくなっていた公共施設に代わる住民の交流拠点「地域共生センター」が完成し、22日に落成式があった。地震から丸9年となる春を前に、公共施設の復旧がこれで完了し、町の関係者らは「大きな区切りがついた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
センターは、地震前に別々だった公民館、男女共同参画センター、地域ふれあい交流館の機能を集約させた。延べ床面積2264平方メートル、鉄骨造りの平屋で23年9月に着工し、総工費約16億4500万円。4月から供用を開始する。
落成式では関係者約60人を前に、西村博則町長が「さまざまな苦難を乗り越えながら復旧に取り組んできた。最後となるこの施設の完成で大きな区切りがつき、この上ない喜びで感謝したい」とあいさつした。
町では地震で関連死を含む45人が死亡。58あった公共施設のうち役場庁舎や総合体育館といった48施設が全半壊するなどした。【山口桂子】
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