四電、35年ぶり建設の水力発電所が運転開始 再エネ導入拡大へ
四国電力が35年ぶりに水力発電所を建設し、3月末から営業運転を始めた。発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水力発電は、クリーンなエネルギー源として注目されており、四電は再生可能エネルギーの導入拡大につなげたい考えだ。
運転を開始したのは、愛媛県久万高原町の「黒藤川(くろふじがわ)発電所」。2021年6月に着工し、仁淀川支流の前川に沿って約1・9キロにわたり取水えん堤や浄化水槽、発電所などの設備が建設された。最大出力は1900キロワットで、年間で約2700世帯分の電力を賄う。
えん堤で前川から取り込んだ水(最大毎秒1・55トン)を地下に敷設した水路トンネルや水圧管路で運び、山の斜面の高低差約170メートルを利用して発電所に流し込み、水車のタービンを回して電気を起こす仕組みだ。発電に利用し終わった水は、発電所の排水口からクリーンな状態で前川に戻す。発電所は無人で、約4キロ離れた四電愛媛支店面河(おもご)水力センター(同町)から近隣の7水力発電所とともに遠隔監視される。
発電効率の高い「ターゴ水車」を四電で初めて導入したほか、水圧管路は従来の鉄管に比べて軽量で耐久性に優れたポリエチレン管を採用した。発電所の建屋では壁に地元特産の久万杉を活用するなど、四電で58カ所目の水力発電所は多くの独自手法で建設された。
四電は50年にC02の排出を実質ゼロにする目標を掲げている。四電の発電量に占める水力の割合は約1割で、黒藤川発電所の稼働により年間約3500トンのCO2排出削減を見込む。同支店技術部の田中邦保部長は「何十年にもわたって長期的に活用していくため、丁寧で適切に維持管理し、地域の皆様から愛される発電所にしたい」と話している。【袴田貴行】
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