オットセイも間近に 「うみたまご」触れ合いスペースがリニューアル

2025/04/19 17:19 

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 大分市の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」で19日、動物たちと触れ合えるエリア「あそびーち」がリニューアルオープンした。初日から大勢の親子連れらが訪れ、オットセイやペンギンたちの愛らしい姿を楽しんだ。

 あそびーちは、「水族館の動物たちと同じ空間でのんびり過ごす」がコンセプト。リニューアルでは、面積を拡張してオットセイが大好きな岩山や、ペンギンが自由に歩き回れるスペースを設置した。岩山からオットセイが豪快にダイビングする姿や、よちよち歩きのペンギンを間近で見ることができる。

 屋根付きの休憩エリアには、南国のリゾートをイメージした椅子やテーブルが並び、子供も利用しやすいトイレも導入。より幅広い世代が楽しめるよう配慮した。雌のゴマフアザラシ「セロリ」と「おくら」も新たに仲間に加わり、リニューアルに花を添えた。

 初日は予想以上の盛況ぶりで、予定を15分早めて午前9時15分にオープン。大分県別府市から訪れた酒井望愛(のあ)さん(8)は「ペンギンをすごく近くで見られた」とにっこり。大分市の後藤美沙さん(22)は、生後3カ月の娘の瑠愛(るな)ちゃんと一緒にオットセイに触れ、「とても良い思い出になりました」と笑顔だった。

 うみたまご営業グループリーダーの能代徹さんは「普段はできない体験を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。【宮崎隆】

毎日新聞

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