名人戦第2局 「兄妹弟子コンビ」が羽田空港のターミナルで大盤解説
3連覇を目指す藤井聡太名人(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負の第2局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、日本空港ビルデング協力)2日目の30日、プロ棋士による大盤解説会が対局会場である羽田空港第1ターミナルで開かれた。約200人のファンが解説を楽しみながら熱戦の行方を見守った。【原奈摘】
大盤解説会は午後2時から第1ターミナル6階「ギャラクシーホール」であり、会場に設置された中央のスクリーンに解説用の将棋盤、左側のスクリーンに両者の様子が映し出された。佐藤天彦九段と、聞き手の武富礼衣女流初段の「兄妹弟子コンビ」が、初手からの棋譜を振り返った。
佐藤九段は1日目のゆっくりとした展開について「藤井さんは終盤にかけ射程の長い詰みを見つけ、永瀬さんはほふく前進で進んでいくというタイプ」と、両者の棋風から分析した。時にユーモアを交えた解説に会場は盛り上がり、和やかな雰囲気となった。
登壇した立会人の中村修九段は歩がぶつかりあって以降の両者の動きを解説。午後4時15分時点で「ここまで良い勝負になっている。バランスを崩したら一気にどちらかに傾きそうなので、一手一手が大事だ」と話した。
調布市の会社員、遠藤剛さん(55)は「佐藤九段の解説は、個性が出ていて聞いているのが楽しい」と笑顔で語った。神奈川県大和市から来た会社員、鍵谷優美子さん(54)は「早く終わったら『勝負メシ』(対局者の昼食)も食べてみたいけれど、帰りの時間を心配するくらいのドキドキする熱戦を見てみたい」と期待した。
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