台風5号、15日にかけて上陸・接近の恐れ 東海、近畿で大雨警戒

2025/07/14 09:53 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 台風5号は14日、千葉県銚子市の南南東を北上し、15日にかけて東日本や北日本に接近し、上陸する恐れがある。この影響で東日本では14日、北日本では15日にかけて非常に強い風が吹き、雷雨となる可能性もあるとして、気象庁は暴風や高波に警戒するよう呼びかけている。

 気象庁によると、14日午前9時現在で台風5号の中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル。14日予想される最大風速(最大瞬間風速)は、東北・関東25メートル(35メートル)▽伊豆諸島18メートル(25メートル)。15日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、東北・関東甲信・小笠原諸島120ミリ▽北海道100ミリ。

 また、西日本でも大気の状態が非常に不安定になる所がある見込みで、15日にかけて大雨による土砂災害や川の増水に警戒が必要だ。気象庁は14日、東海地方で14日夜から15日昼前にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があると発表した。15日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、東海・四国200ミリ▽近畿180ミリ▽中国・九州南部80ミリ。【洪玟香】

毎日新聞

社会

社会一覧>