沖縄尚学、夏の甲子園一番乗り エナジックスポーツ降し

2025/07/13 16:20 

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 第107回全国高校野球選手権大会の沖縄大会は13日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で決勝があり、沖縄尚学がエナジックスポーツを9―1で降し、夏の甲子園代表の一番乗りを果たした。夏の甲子園出場は2年ぶり11回目。

 今春のセンバツ出場校同士の対戦となった決勝は、沖縄尚学が四回以降、四死球でつかんだ好機で着実に得点してリズムをつかみ、試合を優位に進めた。主戦の2年生左腕・末吉良丞(りょうすけ)は140キロ台後半の速球を中心に被安打4に抑え、完投。打撃でも適時打2本を放つ活躍を見せた。

 試合後、比嘉公也監督は「夏はどのチームも打線が強くなる。守備は無駄な四球と失策を出さず、攻撃は(好機で)1スイングでしとめる野球をしたい」と抱負を述べた。

 エナジックは昨秋の沖縄大会決勝、九州大会決勝に続いて沖縄尚学に苦杯をなめる結果となった。

 全国高校野球選手権大会は8月5日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【比嘉洋】

毎日新聞

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