杉村太蔵さん、毎日テニスの男子複で準優勝 「改めて魅力感じた」

2025/07/11 20:06 

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 第103回毎日テニス選手権は11日、東京都昭島市であり、男子45歳以上ダブルスで元衆院議員の杉村太蔵さんは決勝で敗れ、準優勝だった。

 高校時代に国体で優勝し、過去2年はシングルスに出場した杉村さんは2002年アジア大会団体金メダルの小野田倫久さんと出場。小野田さんは正確なサーブやリターン、杉村さんは要所でスマッシュを決めるなどしたが、40歳以上でも優勝経験のある向和彦・山岸徹郎組に勝負どころでポイントを奪われ、ストレート負けした。

 決勝は約250人が観戦。5試合で計約850人の声援を受けた杉村さんは「改めてテニスの魅力を感じる1週間だった。学生時代にテニスをやっていても(その後は)大会に出るまでは……と言う方が多いが、年に1回でも大会に出ることは素晴らしい。私も続けていきたい」と述べ、来年のシングルスでの挑戦を明言した。

 相手の山岸さんは「ベテランでこれほどのお客さんの前でプレーできる機会はなかなかない。おじさんたちもこれだけ頑張っていることを同じ世代や子どもたちにも感じてもらい、テニスの輪が広がればいい。(杉村さんには)ずっとテニスを続けてほしい」とエールを送った。【中村有花】

毎日新聞

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