<1分で解説>ビール人気復活? 21年ぶり高水準 ビール系で半数超
ビール大手4社が2025年1~6月の販売実績を発表しました。ビール系飲料の中でビールの割合が55%となり、上半期として21年ぶりの高い水準に戻りました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ビール人気の回復」を解説します。
Q ビールの人気が戻ってきたって聞いたよ。どうしてまた飲まれるようになったの?
A ビールの税金が下がったことが挙げられます。ビール系飲料の中でビールの税率が最も高いですが、段階的に見直されています。
Q ビール系飲料ってなんだっけ。
A ビール系飲料は、ビール、発泡酒、第3のビールの3種類に分かれています。原料の麦芽の割合などで区別されます。
Q 第3のビールってどんな飲み物なの?
A 第3のビールは、ビールや発泡酒よりも安く作られているビール系飲料です。2004年にサッポロビールが「ドラフトワン」を全国発売したことで広まりました。
Q ビールの割合が55%になったのはすごいことなの?
A 21年ぶりの高い割合で、2004年以来の水準です。最近までビールの割合は下がっていましたが、また増えてきました。
Q どうしてビールの人気が下がっていたの?
A より安い発泡酒や第3のビールが登場したことで、多くの人がそちらを選ぶようになったからです。ビールの割合は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、一時37%まで下がりました。
Q 最近はどんなビールが売れているの?
A アサヒビールは「アサヒ ザ・ビタリスト」、キリンビールは「キリン一番搾り ホワイトビール」など、新しい味のビールを発売して新しいお客さんを増やそうとしています。
Q これからビールの税金はどうなるの?
A 2026年10月には、ビール、発泡酒、第3のビールの税率が同じになります。そのため、各社はビールの販売に力を入れています。
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