部下へパワハラで懲戒処分 他職員の前で過度な指導 栃木・壬生町

2025/09/17 18:50 

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 栃木県壬生町は17日、部下へのパワーハラスメント行為があったとして産業生活部課長補佐の男性(61)を、戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 課長補佐は、部長として在職した昨年度、部下の40代の男性職員に対し、他の職員の前で「(仕事から)逃げるんじゃない」と業務の適正な範囲を超えた言動による指導を行い、精神的な苦痛を与えたとされる。処分は16日付。今年8月に被害職員が所属長に相談したことから発覚した。今回の事案に関連し、管理監督責任として桜井康雄副町長を厳重注意処分とした。

 町は全職員を対象としたハラスメント防止研修を実施するなど、職員が働きやすい職場環境づくりを進めるとしている。【松沢真美】

毎日新聞

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