東武浅草駅のビル外壁6枚が落下 けが人なし 経年劣化が原因か

2025/09/17 19:17 

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 17日正午ごろ、東京都台東区の東武鉄道浅草駅の駅ビル近くの路上で、外壁の一部のようなものが落ちているのを通行人が見つけ、東武鉄道に連絡した。

 担当者が確認したところ、モルタル製の外壁の破片計6枚が落ちていた。同社によると、落下した破片は最も大きいもので幅42・3センチ、長さ41・5センチ、厚さ4・4センチ、重さ約16キロ。落下した6枚で計約70キロだった。けが人はいないという。

 駅ビルは1931年完成。2012年に改装したが、外壁の建材を固定させる部品は完成当時から使っているといい、部品の経年劣化で支えきれなくなった外壁の一部が落下したとみている。同社は外壁の同じような箇所を緊急点検したが、異常はみられなかったという。【米江貴史】

毎日新聞

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