銀行帰りに…5000万円持つ社長に催涙スプレーか 東京で強盗未遂

2025/09/19 20:01 

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 19日午前10時20分ごろ、東京都江戸川区西瑞江4の路上で、「社長が会社の前で何者かにスプレーを吹きかけられた」と近くの会社の女性従業員から110番があった。捜査関係者によると、30代の男性社長が現金5000万円を銀行で下ろして間もなく襲われたとみられる。警視庁は強盗事件として逃げた2人組の男性の行方を追っている。

 警視庁小松川署によると、社長は区内の銀行で現金を下ろし、車で会社近くの駐車場まで移動。手提げ付きの紙袋に現金を入れて持ち歩いていたところ、後ろから声をかけられて催涙スプレーのようなものを吹きかけられたという。

 声をかけた2人組は紙袋を奪おうとしたが、社長が抵抗したため何も奪わずに南方向に走って逃走したという。社長は目の痛みを訴えて病院に搬送された。

 2人組はいずれも若めの身長170センチくらいで、黒っぽい服装でサングラスを着用していたという。【朝比奈由佳】

毎日新聞

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