住民持ち込みの砲弾? 陸自が回収、避難解除 北海道警岩見沢署

2025/10/06 16:45 

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 北海道警は6日、岩見沢署の庁舎に砲弾のようなものが持ち込まれ、署員を含め建物にいた人を避難させたため、来署や窓口業務の受け付けを一時停止したと発表した。砲弾のようなものは自衛隊が回収し、けが人はなかった。

 道警によると、岩見沢署管内の住民が同日午前11時ごろ、砲弾のようなもの(長さ約12センチ、直径約3・5センチ)を署に持ち込んだ。署はこの後、庁舎内の人を避難させ、署から半径50メートルの建物にいた人にも避難を勧告した。

 砲弾のようなものは、処理の要請を受けた陸上自衛隊真駒内駐屯地の隊員が午後2時50分に回収。署を含む周辺の避難勧告は同2時56分に解除した。

 署に持ち込んだ住民は「自宅の物置を整理していたら出てきた」と説明したという。道警は「警察署に砲弾を持ち込まないでほしい。発見した場合は、絶対にその場から動かさず、110番をしてほしい」と呼びかけている。【和田幸栞】

毎日新聞

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