北海道・白老町の養鶏場で鳥インフルか 簡易検査で陽性、確定検査へ

2025/10/21 18:37 

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 北海道は21日、白老町の養鶏場で死んだ鶏を簡易検査した結果、A型インフルエンザ陽性だったと発表した。確定検査で高病原性鳥インフル陽性となれば、全国で今シーズン初めての確認となる。

 この養鶏場は採卵鶏約45万9000羽を飼育している。農場主が21日午前に数十羽が死んでいるのを確認。通報を受けた家畜保健衛生所が簡易検査した。確定検査の結果は22日朝に判明する見込み。

 道は確定検査の結果を受け対策本部会議を開く。感染が確定すれば、殺処分などの防疫措置を講じる。道内の養鶏場での鳥インフル感染は、2024年11月に旭川市で確認されて以来となる。【片野裕之】

毎日新聞

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