国民民主党の玉木雄一郎代表は２１日の記者会見で、自身のユーチューブチャンネルでの立憲民主党の蓮舫氏をめぐる発言が批判を集めていることについて「反省すべきこともあると思うので、今後発言には注意していきたい」と述べた。

　玉木氏は１１日配信の「たまきチャンネル」で榛葉賀津也幹事長と対談した際、榛葉氏がかつての民進党代表選で蓮舫氏を支援したことについて、榛葉氏にとっての「黒歴史」だと表現。さらに榛葉氏や自身が、蓮舫氏から交流サイト（ＳＮＳ）でブロックされていると笑いながら続けた。

　蓮舫氏は自身のＸ（ツイッター）で「私は、ＳＮＳで他の政党の議員を笑いながら語ることはしません」などと投稿。立憲の野田佳彦代表は会見でやりとりを伝えられ「その表現はあまりにも妥当性を欠く。失礼過ぎるのではないのか」と苦言を呈した。

　玉木氏は会見で「蓮舫さんを揶揄（やゆ）することではなくて榛葉に対して言ったこと。蓮舫さんを下げようとか非難しようという趣旨ではなかった」と釈明した。【田辺佑介】