立体駐車場で誤操作、0歳に重傷負わせた疑い 元従業員を書類送検

2025/12/11 09:38 

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 立体駐車場でボタン操作を誤り、0歳女児に大けがをさせたとして、大阪府警曽根崎署は10日、駐車場の元アルバイト従業員の男性(65)=大阪府富田林市=を業務上過失傷害容疑で書類送検した。

 書類送検容疑は、9月9日正午ごろ、大阪市北区の機械式立体駐車場で、女児や母親(32)が駐車場内にいるにもかかわらず、安全確認を怠りシャッターを閉め、車両を載せた台座の下に女児が乗るベビーカーを転落させて頭蓋(ずがい)骨骨折などの重傷を負わせたとしている。

 署によると、誤った操作で台座が回転した際、床下にベビーカーが転落し、台座の下敷きになったという。男性は「ボタン操作は覚えていないが安全確認を怠っていた」と容疑をほぼ認めているという。【松原隼斗】

毎日新聞

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