補正予算案、午後衆院通過へ 与党と国民民主などの賛成多数

2025/12/11 10:35 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 衆院予算委員会は11日、高市早苗首相と関係閣僚が出席し集中審議を実施した。経済対策の裏付けとなる2025年度補正予算案は締めくくり質疑後に採決され、与党と国民民主党、公明党の賛成多数で可決される。与党は同日午後に衆院本会議で採決、可決し参院に送付する方針。国民民主、公明の賛成により、少数与党の参院でも会期末の17日までに可決、成立する見通しだ。

 首相は集中審議で「高市内閣の成長戦略の肝は危機管理投資だ。責任ある積極財政の下での投資支援策は、強力に民間企業による投資を引き出す形で戦略的に進めていく」と述べた。

 補正予算案は一般会計の歳出が18兆3034億円。歳入の6割は借金に当たる国債を11兆6960億円追加発行して賄う。【田中裕之】

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース