奥谷・兵庫県議「街頭演説で中傷された」 N党の立花孝志被告を提訴

2026/01/08 13:48 

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 2024年11月の兵庫県知事選に立候補した政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(58)=元県議への名誉毀損(きそん)罪で起訴、神戸拘置所に勾留中=に街頭演説などで中傷されたとして、奥谷謙一県議が7日、立花被告とN党を相手取り、1100万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁に起こした。

 訴状によると、立花氏は24年11月3日、奥谷氏の事務所兼自宅前での街頭演説で、斎藤元彦知事らの疑惑を告発した元県西播磨県民局長に関する情報を奥谷氏が隠蔽(いんぺい)したなどと虚偽の発言をした。「(メディアに)圧力をかけて報道させないようにした」などとも述べ、一連の発言は動画投稿サイトで拡散され、社会的評価を低下させられたとしている。

 奥谷氏は、斎藤氏らの疑惑を調べた「県議会調査特別委員会」で委員長を務めた。記者会見で、「特定の個人への脅迫や嫌がらせを目的とした街頭演説は公職選挙法の趣旨から逸脱している」と強調した。

 立花氏は、奥谷氏への名誉毀損や脅迫などの疑いで書類送検されたが、25年12月、神戸地検は不起訴処分(容疑不十分)とした。奥谷氏は、この処分を不服として神戸の検察審査会に審査を申し立て、受理されたと明らかにした。【木山友里亜】

毎日新聞

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