震災知らぬ息子が自分から… 「1・17のつどい」に親子で参加
1995年の阪神大震災の発生から31年を迎えた17日、神戸市中央区の東遊園地では「1・17のつどい」が開かれ、集まった遺族らが発生時刻の午前5時46分に黙とうをささげた。震災の記憶と教訓を継承しようと、震災を直接知らない世代も数多く訪れた。
神戸市内の小学5年生、木下歩夢さん(10)は、学校でつどいがあることを聞いて初めて参加した。
慰霊のためにともされた竹灯籠(とうろう)には、文字が書かれている。
歩夢さんは、それをじっと見つめ「『魂』や『心』という言葉を大切にして生活していきたい」と話した。
母親で会社員の木下美香さん(42)は小学6年の時に震災に遭った。
「祖母が神戸市東灘区に住んでいて、無事だったが家は倒壊して怖かった。息子からつどいに参加したいと言われ、良い経験になると思って連れてきた。興味を持ってくれてうれしかった」
ボランティアとして、つどいの運営に初めて参加した関西大大学院修士2年の浜崎真乃さん(23)は「初めてこの場に来た。『学生としてできることは何か』と考えながら準備してきた。火をともす瞬間は静かに犠牲者を思う時間なのだと感じた。これからもこういう時間を続けていければいいと思う」と話し、ランタンで灯籠のための火を分けて回っていた。【菊池真由、山田麻未】
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