トップの証し「百番指し」 福間香奈清麗-西山朋佳白玲 結果は…

2026/01/30 20:15 

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 「百番指し」と呼ばれる将棋の福間香奈清麗(33)と西山朋佳白玲(30)の100局目の対局が30日、大阪府高槻市の関西将棋会館であり、西山白玲が125手で勝って対戦成績は福間清麗の54勝46敗となった。

 女流棋戦の百番指し到達は清水市代女流七段(57)―中井広恵女流六段(56)戦の125局(清水女流七段の79勝46敗、他に一般棋戦のNHK杯戦が1局あり、中井女流六段の勝ち)に続く2例目。

 30日の対局は第52期女流名人戦五番勝負(報知新聞社主催)の第2局で、挑戦者の西山白玲は2連勝でタイトル奪取に王手をかけた。

 同一カードの100局到達はタイトル戦を幾度も重ねた結果で、両者ともトップ棋士の証しだ。福間―西山戦の初対局は2012年7月の女流王座戦本戦で、福間清麗が勝利。現在八つある女流タイトルのうち、福間清麗が6冠、西山白玲は2冠だが、これまで全タイトル戦を舞台に計22回番勝負を争い、福間清麗が12回、西山白玲が10回制し、拮抗(きっこう)した成績のライバル関係にある。

 100局目の対局は、西山白玲の向かい飛車に福間清麗が居飛車で対抗。西山白玲が終盤に逆転勝ちした。百番指しについて、西山白玲は「あまりない形で注目されるのは光栄。(タイトル戦の)その期ごとに何局か課題となる将棋があったが、一方で充実感のある将棋もあった。そういうものが積み重なった結果かなと思う」と振り返った。福間清麗は「タイトル戦での対局が大半だったと思うが、そういった将棋を積み重ねることができてよかった」と語った。

 棋士の同一カードは、中原誠十六世名人―米長邦雄永世棋聖の187局が歴代トップで、中原十六世名人の106勝80敗1持将棋(引き分け)。両者現役の羽生善治九段(55)―佐藤康光九段(56)戦が172局(羽生九段の117勝55敗)で続いている。【新土居仁昌】

毎日新聞

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