アプリ自作の長崎西、連合チーム経験の高知農 センバツ21世紀枠

2026/01/30 18:21 

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 第98回選抜高校野球大会の出場32校を決める選考委員会が30日、大阪市内で開かれ、21世紀枠は長崎西と高知農の2校が選ばれた。長崎西は75年ぶり2回目、高知農は春夏通じて初の甲子園出場となる。

 全国9地区から東西を区分せずに2校を選出した。特別選考委員が順位付けの評価表を作って議論し、ポイントの高かった上位2校が順に選ばれた。

 長崎西はチーム一体となった科学的な取り組みが評価された。選手たちが個別にテーマを考え、実際の練習や試合に生かす。マネジャーは自作のアプリで相手の分析を進めるなど工夫している。昨秋の長崎大会で準優勝し、九州大会で8強入りした。

 「タイムパフォーマンスの向上」を掲げ、他校が参考になる点も多く、「考える野球」を進めた新たな一歩になるのではないかとの評価を得た。

 高知農の野球部は廃部期間を経て1999年に復活した後、他校との連合チームで試合に出場するなど部員不足に苦しんできた。

 部員たちによる小中学生への野球教室で地元の子供たちと交流し、野球の普及や部員獲得につなげた。農業実習があり、選手全員が練習でそろうことは難しいが、指導者と部員が一体となり、工夫して逆境を乗り越えた点が評価された。

 特別選考委員で元プロテニス選手の杉山愛さんは「それぞれの『らしさ』を存分に発揮し、堂々としたプレーを見せてほしい」と期待した。【生野貴紀】

毎日新聞

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