初出場の帝京長岡ってどんな学校? 元々は女子高 センバツ高校野球

2026/01/30 16:43 

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 第98回選抜高校野球大会は30日、出場32校が決まり、北信越地区から帝京長岡が選出された。21世紀枠を除く一般枠で、唯一の初出場となる。どんな学校だろうか。

 新潟県長岡市にあり、最寄りのJR長岡駅からは徒歩で約20分。元々は女子高で長岡実業女子、長岡女子などの校名だったが、1987年に共学化し、91年に帝京長岡に改称した。99年には中学校を併設した。

 野球部を含む「強化指定部」の生徒が文武両道に励む「アスリート進学」や、難関大を目指す「特別進学」など4コースが設置されている。

 強化指定部の一つ、男子サッカー部は全国高校選手権大会の常連で、11回目の出場となった2025年度は8強入り。OBには酒井宣福選手(J2サガン鳥栖)らがいる。男子バスケットボール部も全国高校総体準優勝の実績がある。

 00年シドニー・オリンピックの競泳女子100メートル背泳ぎで銀メダルを獲得した中村真衣さんも卒業生だ。

 共学化と同じ87年創設の野球部は専用球場とサブグラウンド、降雪地域で有用な室内練習場など充実した環境が整う。50人を超す部員は北海道や関東など県外出身者も多い。

 新潟大会はたびたび上位に顔を出していたが、20年4月に芝草宇宙(ひろし)監督が就任後、さらに成績が上向いた。

 芝草監督は帝京(東京)出身で、87年は第59回選抜大会で8強入りし、夏の甲子園では2回戦の東北(宮城)戦で無安打無得点試合(ノーヒット・ノーラン)を達成するなど4強入り。プロ野球の日本ハムでは通算46勝を挙げた。

 現役引退後は日本ハムでコーチを務めるなどし、高校時代の恩師だった帝京長岡の浅川節雄校長から誘われて着任した。

 夏の新潟大会では、同校初のプロ野球選手になった茨木秀俊投手(阪神)を擁した22年と、弟の茨木佑太(ロッテ)がエースだった24年に準優勝だった。

 昨秋は、初の新潟対決となった北信越大会決勝で日本文理を破って初優勝。4試合中3試合に先発し、2完投した1年生左腕・工藤壱朗投手が大黒柱で、計11盗塁も記録した。【川村咲平】

毎日新聞

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