数字で見るセンバツ高校野球 史上初、戦後初の珍事も 第98回選抜

2026/01/30 16:47 

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 第98回選抜高校野球大会に出場する32校が30日、決まった。大会史から探ると「戦後初」「史上初」など珍しい数字が見えてくる。

 初出場は一般枠で帝京長岡(新潟)、21世紀枠の高知農の2校。いずれも春夏初の甲子園大会に挑む。

 センバツで初出場校が2校以下になるのは戦後初。近年では第96回大会(2024年)も3校だった。

 過去最少は第17回大会(1940年)の扇町商(大阪)の1校。第4回大会(27年)、第13回大会(36年)、第14回大会(37年)、第18回大会(41年)は2校だった。

 公立校は4校。一般枠の阿南光(徳島)、熊本工と、21世紀枠の高知農、長崎西が入った。

 近畿地区からは初めて公立校の出場がなくなる。

 同一都道府県からの複数校出場は新潟、滋賀、兵庫、長崎の4県。新潟からの複数校選出は第83回大会(11年)の2校(日本文理=一般枠、佐渡=21世紀枠)以来で2回目で、一般枠が2校となるのは初めて。

 滋賀からの複数校出場は第90回大会(18年)の3校(近江、彦根東=以上一般枠、膳所=21世紀枠)、第97回大会(25年)の2校(滋賀学園、滋賀短大付)以来3回目となった。

 九州勢は第86回大会(14年)に並ぶ過去最多タイの6校が選ばれた。九州国際大付(福岡)が昨秋の明治神宮大会を制し、神宮大会枠が九州に割り当てられて1増の5枠となり、21世紀枠でも長崎西が選ばれた。

 最長ブランクは21世紀枠の長崎西の75年ぶり。一般枠では高川学園(山口)が42年ぶり、崇徳(広島)が33年ぶりで、中国地区の2校が久しぶりの出場となる。

 過去最長のブランクは第87回大会(15年)の松山東(愛媛)の82年ぶり、2番目は第96回大会(24年)の田辺(和歌山)の76年ぶり。

 センバツ優勝経験校は9校。横浜(神奈川)、中京大中京(愛知)、大阪桐蔭は大会最多の東邦(愛知)に並ぶ5回目の優勝を目指す。

 横浜は17年春、18年春の大阪桐蔭に続く史上4校目の「春連覇」を、沖縄尚学は82年夏と83年春を制した池田(徳島)以来、5校目となる「夏春連覇」を狙う。

 最多出場は中京大中京の33回目。春の連続出場は7校で、山梨学院の5年連続が最長。夏春の2季連続出場は7校で、花巻東(岩手)の4季連続が最長となる。【長宗拓弥】

毎日新聞

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