新潟で雪かき中の事故相次ぐ 死者計17人 積雪2メートル超えも

2026/02/02 17:06 

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 1日は新潟県内で除雪作業中の事故が相次ぎ、計4人が亡くなった。

 十日町市では1日午前11時10分ごろ、男性2人が水路に流され、行方不明となっていたが、十日町署は同日午後、2人を現場から2キロほど離れた市内を流れる中沢川と信濃川の合流地点付近で心肺停止の状態で発見したと発表。2人は同市の無職、高野慎一さん(74)と自営業、波形静男さん(67)で、搬送先の病院で死亡が確認された。

 2人は空き家の除雪作業を手伝っていた最中、付近にあった幅約1メートル、深さ約1メートルの水路が雪で詰まり、解消しようとしていたところ、雪などとともに流されたとみられる。

 同署は当初、2人が流された場所を「流雪溝」としていたが、水路と訂正した。

 また、妙高市では、柳井田町の無職、西片正人さん(81)が自宅の庭で上半身が雪に埋まりうつぶせに倒れた状態で見つかった。

 死因は窒息死。西片さんのそばには雪かき用シャベルがあり、自宅の玄関には屋根に上るはしごが掛けられていたことなどから、除雪作業をしていたとみられる。

 新潟市西蒲区では、和納の無職、石川正栄さん(76)が自宅敷地内の屋外で倒れている状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は病死で、雪かき用シャベルが近くにあったことなどから、除雪作業中だったとみられる。

 新潟地方気象台によると、1日の積雪は十日町市で2メートル55センチ、妙高市関山で1メートル55センチ、新潟市秋葉区新津で33センチ。県は2日、連日の降雪により積雪量が増加し、今後被害が生じる恐れがあることから知事を本部長とする「豪雪災害対策本部」を設置した。

 県によると、この冬の雪による死者は2日午後2時現在、17人に上り、負傷者は127人。屋根の雪下ろし中の転落事故が増えており、県は注意して作業するよう呼び掛けている。【戸田紗友莉】

毎日新聞

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