非核三原則見直し 広島で当選の自民議員、見解分かれる 衆院選

2026/02/09 13:19 

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 国是である「非核三原則」の見直しについて、被爆地の広島で議席を得た自民党議員の見解は分かれた。

 12回目の当選を果たした元首相の岸田文雄氏(広島1区)は8日夜、報道陣の取材に「非核三原則を見直す必要はないと考えている」と述べ、「核兵器を持っている国を動かさなければ現実は動かない。現実に対してしっかり働きかけることが、唯一の戦争被爆国である日本の責務だ」と語った。

 初めて小選挙区を制した石橋林太郎氏(広島3区)は当選後の取材に「『持たず』『作らず』は堅持していけばよいが、『持ち込ませず』に関しては、日本を取り囲む状況が大きく変わっているので、議論をしていかなければいけない」と答えた。「変えるべきだと思っているわけではない。さまざまな可能性を考えておかなければ」と危機管理の問題だと説明し、「特に広島では、批判もあるかもしれない」と述べた。

 高市早苗首相は就任後、国会で非核三原則を堅持するか問われても明言を避けている。【井村陸、川原聖史】

毎日新聞

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