大阪・堺の民家浴槽に女性遺体 何者かがスマホ持ち去ったか

2026/02/10 10:00 

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 堺市西区の住宅の浴槽で住人の高齢女性の遺体が発見され、室内から女性のスマートフォンが見つかっていないことが10日、捜査関係者への取材で判明した。残されていた財布には紙幣がなかった。大阪府警は何者かが持ち去った可能性があるとみて、女性の死亡との関連を調べている。

 府警によると、死亡したのは堺市西区鳳北町10丁の無職、木下慶子さん(78)。浴槽内で水につかった状態で発見された。衣服は身に着けていなかった。

 司法解剖の結果、死因は溺死だったが、首や両手に骨折があったほか、顔や手にもあざが確認された。両手の骨折は身を守ろうとして生じたとみられる。府警は木下さんが暴行された可能性が高いとみて、殺人容疑を視野に捜査している。

 捜査関係者によると、府警は8日まで現場検証を実施。室内に荒らされたような跡はなかったが、木下さんが使っていたスマートフォンが見つかっていないという。財布は残されていたが、小銭のみで紙幣は入っていなかった。

 また住宅の敷地内で駐車していた車2台からドライブレコーダーの映像を記録していたSDカードが抜かれていたという。

 木下さんは1人暮らしだったとみられ、連絡が取れないことを心配した息子が1月30日朝に住宅を訪ね、遺体を発見した。この際、玄関の鍵は施錠されていたという。

 死亡推定時刻は1月29日午後とみられ、府警が交友関係など住宅に出入りしていた人物を調べている。【斉藤朋恵、大坪菜々美】

毎日新聞

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