花色が白から紅に変化 熊本城で新たな栽培品種の桜発見か
熊本城(熊本市中央区)の城域内で、新たな栽培品種とみられる桜が見つかった。熊本市熊本城総合事務所が13日発表した。花びらの色が咲きながら白から紅色に変化するのが特徴。同事務所は「熊本城でしか見られない桜を皆様と守り育てていく第一歩としたい」と、一般からの投票で名称を決める。
二の丸広場の南西にある1個体(樹齢不明)で高さ約6メートル、幹回り約90センチ。花の色が変化するため開花期は紅白の花が混在しているように見える。付近にソメイヨシノやヤマザクラが植えられており、突然変異や自然交配の結果、生まれた可能性があるという。
2022年度の調査で見つかり不明種とされていたが、専門家の実地確認で「新たな栽培品種として成立し得る」とされた。27年度以降、学術誌に掲載し正式公表を目指す。
名称案の投票は、2色の花びらにちなむ「二様(によう)」や熊本地震からの復興支援への感謝を表す「援結(えんむすび)」などの5案から一つを選ぶ形式。3月16日から4月19日、市公式ホームページと城内に設置する投票所で受け付ける。【中村敦茂】
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