ガソリン混入の灯油で火災か 購入者は1600人 岐阜・大垣

2026/02/16 17:53 

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 岐阜県大垣市熊野町のガソリンスタンド「キグナス石油西濃」でガソリンが混入した灯油が販売されていた問題で、この店で購入した灯油を使用したファンヒーターが火元とみられる火災が発生していたことが、大垣消防組合などへの取材で判明した。

 組合や大垣署によると、火災は9日午後1時15分ごろ、同市赤坂町の2階建て民家で発生。民家は全焼し、住人は「ファンヒーターを着けたらしばらくして出火し、消そうとしたが燃え広がった」と話している。同店で購入した灯油を使用していたといい、火災との関連を調べている。

 同店によると、ガソリンが混入した灯油は先月29日から今月13日に販売された。一日あたり約100人、計1600人が購入したとみられる。今月9日以降、組合にはファンヒーターが故障したとの通報が3件あり、いずれも同店で購入された灯油が使われていた。組合はガソリン混入の経緯を調べている。

 16日には灯油の購入者がポリ容器を持参して次々と同店を訪れ、組合の職員が測定キットで中身をチェックした。灯油が入ったままのストーブを持ち込む人もいた。ポリ容器で18リットルを購入し、自宅のストーブで使用していた近くのパート従業員の女性(66)は「3日ほどの前に着火した際、いつもと臭いが異なりおかしい思った。調べてもらった灯油はピンク色で、ガソリンのようだった」と話した。【稲垣洋介】

毎日新聞

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