珍しい「円形校舎」の3D模型、ふるさと納税返礼品に 三重・朝日

2026/02/18 16:15 

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 全国でも珍しい三重県朝日町立朝日小学校の円形校舎の3D模型が完成した。近くふるさと納税の返礼品に加わる。

 今も現役校舎として使用されているのは全国5カ所のみだ。朝日小の円形校舎は4階建てで、国の登録有形文化財。職員室のほか理科室、調理室といった特別教室などが配置されている。

 模型は実物の200分の1の樹脂製で直径16センチ、高さ10センチ。設計図をもとに3Dプリンターで製作された。1~4階と屋根の5層構造で、積み重ねると校舎ができあがる。

 壁や机、階段の手すりなど細かい部分まで再現されている。作っている時に細い部材が折れてしまうなど、町から依頼を受けた愛知県豊川市のミニチュアファクトリーが試行錯誤の上に完成させた。一つのフロアの製作で約12時間かかるという。

 町は寄付額32万円の返礼品にする予定で、集まった資金は校舎の維持管理などに役立てられる。町の担当者は「円形校舎で学んだ人や昭和レトロ建築の愛好家、専門家などに注目してもらえると思う」と話す。

 模型は朝日町役場1階に展示されている。【荒川基従】

毎日新聞

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