将棋・西山朋佳白玲 「すごく刺激受ける存在」福間女王への挑戦決定

2026/02/27 20:18 

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 将棋の第19期マイナビ女子オープン(マイナビ主催)挑戦者決定戦が27日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、西山朋佳白玲が加藤桃子女流四段に勝ち、挑戦権を獲得した。福間香奈女王との五番勝負は4月7日、神奈川県秦野市で開幕する。

 ◇2年ぶりの4冠へ「コンディション整える」

 西山白玲は今年最初のタイトル戦、女流名人戦五番勝負で福間女王にストレート勝ちし、女流3冠に復帰した。女王位を奪取すれば2024年2月以来、2年ぶりの4冠となり、福間女王と肩を並べる。

 西山白玲は「結果がいいことに越したことはないですけど、一戦一戦本当に大変だなと感じている。まずは目の前の一局にコンディションを整えることが大事」と気を引き締めた。

 ◇休養経て変わった将棋への姿勢

 中学2年でプロ養成機関の奨励会に入り、「2週間に1回は必ず重要な対局がある」という緊張感の中で走り続けてきた。25年11月に結婚を発表。将棋盤から離れる休養期間をあえて作ったことで、将棋との向き合い方が変わったという。

 漫然とネット中継されている盤面を見ているような時間は減った。「将棋の勉強をする時はする、とメリハリを付けるようになりました。勉強する時は集中してやれているかなと思います」

 1月には福間女王と通算100戦となる「百番指し」を達成した。「福間さんは10代の頃からタイトル戦に何度も出て、変わらない探究心や向上心を持って挑んでいる。すごく刺激を受ける存在です」

 女流王位戦や清麗戦で順調に勝ち進む西山白玲。今年も福間女王とのタイトル争奪戦を繰り広げそうだ。【丸山進】

毎日新聞

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