「ゼロ円ショップ」が子育て世帯に人気 奈良・橿原がごみ減量で
奈良県橿原市が改装オープンした「リユース・カフェ」が人気だ。子ども用を中心に古着や古本など計約1000点が並んだリサイクルショップのようだが、どれも無料で持ち帰れる。市民のみ、服や本なら1日に1人当たり各5点までという制限はあるが、激安以上の「ゼロ円ショップ」に、物価高に苦しむ子育て世帯などから支持を集めている。
リユース・カフェは、市のごみ処理やリサイクルの拠点施設「リサイクル館かしはら」(橿原市東竹田町)にある。2024年度から常設コーナー(95平方メートル)を置いて、持ち込まれた服や書籍のほか、子育てグッズ、食器などを無料で市民に配っている。
このコーナーを25年4月、喫茶店風に改装した。テーブルやキッズスペース、無料Wi―Fi(ワイファイ)を整備し、自動販売機で飲み物を買えばカフェのようにくつろげる。
こうした整備もあり、25年度の利用者は延べ4158人で前年度から6割弱増加。無償譲渡した品数も1万3226点と4割強増えた。
県内では、ごみ減量化を目的に各自治体もリユースに取り組むが、橿原のように大規模な常設スペースは珍しい。子ども服などを地域や親族で譲渡する伝統的な「お下がり」の習慣を市が代行する構図となっている。
民間との協業も進む。市は古着雑貨を回収販売する「ReMUJI(リムジ)」がある「無印良品イオンモール橿原店」と26年2月、リユースマーケットを共同開催した。
NPO法人「フードバンク奈良」とは、市民や企業から募った食品をひとり親家庭などに無償配布する「フードパントリー」事業を実施。家庭内で余った食品をいつでも寄付できる「フードボックス」も市内のファミリーマート2店舗などに置いた。
市資源循環課の瀬尾優幸課長は「市に新しく転入した子育て世帯に喜ばれている事業。『橿原に来てよかった』と思える施策を続けたい」と話す。「リユース・カフェ」は月曜休み。問い合わせはリサイクル館(0744・29・8086)。【皆木成実】
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