普賢岳の溶岩ドーム「平成新山」 専門家「火山活動は静穏」
九州大地震火山観測研究センターと島原市は18日、島原、雲仙両市にまたがる溶岩ドーム(平成新山、1483メートル)で山頂付近の噴気の温度や溶岩ドームの状態を確認する防災視察登山を実施した。火山活動の観測を続けているセンターの松島健特任教授(66)は「火山活動は静穏に推移し、活発化する傾向も見られない」との見解を示した。【添谷尚希】
1990年11月に島原半島にある普賢岳が198年ぶりに噴火。噴火活動で普賢岳山頂のすぐ近くに溶岩ドームが出現し、96年5月に平成新山と命名された。周辺は災害対策基本法に基づく警戒区域に指定され、立ち入りが制限されている。
一般の登山道から「立ち入りを禁じます」と示された柵を越え、人の大きさを超える無数の岩につかまり山頂を目指す。松島特任教授によると、山頂の噴気の温度は95年ごろには700度近かったが、近年は約90度で推移。有毒ガスもほとんど検知されていないと説明した。
長崎地方気象台の担当者は、噴火警戒レベルは最も低い「レベル1(活火山であることに留意)」で、震度1未満の微弱な火山性地震が月10回程度発生しているものの、「(火山性地震は)噴火活動が活発だった90年代よりもかなり減り、静穏な状態が続いている」と話した。
溶岩ドームの傾斜を観測している国土交通省雲仙砂防管理センターの担当者は、直下型地震が発生すると溶岩ドームは崩落する恐れがあり、事前の備えの必要性も指摘する。
影響を受ける可能性があるのは溶岩ドームの東南東側のエリアで、島原市の防災マップで確認できる。市市民安全課の吉岡伸作・危機管理専門員は「普段から備えをして、大きな揺れを感じたらエリア外に速やかに逃げてほしい」と呼び掛けている。
防災視察登山は島原市と九州大地震火山観測研究センター主催で毎年5、11月に実施され39回目。18日は県警、消防、関係省庁、報道など37機関から約110人が参加し、標高約1000メートルの仁田峠から平成新山の山頂付近を往復する約7時間のコースを歩いた。
-
大阪「パチモン通り」で偽ブランド品販売疑い 経営者ら7人逮捕
フランスのファッションブランド「アミパリス」の偽物の衣類を販売するなどしたとして、大阪府警は20日、衣料品店経営の男性(71)=大阪市東成区=ら7人を商標法違…社 会 2時間前 毎日新聞
-
「戻りグマ」人慣れに注意 遭遇した男性が呼び掛け 山形・酒田
山形県酒田市で19日、クマの生態を学ぶ市民講座が開かれた。出羽三山の主峰・月山で30年以上山菜採りをしている住民が「(人が去った)集落の跡地にクマやイノシシな…社 会 3時間前 毎日新聞
-
マッチング第1号 佐賀大陸上部と酒米作りグループが棚田保全へ
棚田保全に向けたボランティア活動の協定締結式が19日、佐賀県庁であった。中山間地域の農業・農村応援に向けて県が開設したマッチングサイトを通じた協定の第1号。小…社 会 3時間前 毎日新聞
-
御柱祭・上社用の候補木を仮見立て「異議なし」 8本決定 長野
2028年春の諏訪大社御柱祭に向け、上社の御柱候補木を選ぶ「仮見立て」が18日、長野県伊那市高遠町藤沢地区の私有林であり、「本宮」(諏訪市)4本、「前宮」(茅…社 会 3時間前 毎日新聞
-
拉致問題めぐり鳥取・島根県議会が初の合同勉強会 現場も視察
北朝鮮による日本人拉致問題に対する取り組みを強化しようと、鳥取、島根両県議会が19日、鳥取県米子市の米子コンベンションセンターで合同勉強会を開いた。特定失踪者…社 会 3時間前 毎日新聞













