帰ってきた「うどんだし蛇口」 熱々いりこだしに舌鼓 高松空港

2026/05/20 17:44 

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 「うどんだし蛇口」が帰ってきた――。香川県高松市香南町岡の高松空港旅客ターミナルビル2階の四国空市場に20日、温かいだしが出る蛇口が復活した。運営する高松空港が再開を求める声に応えたもので、同社の戸島清景専務は「うどん県の名物として、これからも愛してほしい」。利用者らが早速、熱々のいりこだしを堪能した。

 蛇口は香川県の提案で2010年7月、同ビル2階の県内17市町をPRする「そらの駅かがわ」内に設置。19年8月には四国空市場で冷たいだしのサービスも始まった。好評だったが、24年6月に冷たいだしの提供を取りやめた。そらの駅かがわの1階移転に伴い、温かい出しの蛇口も今年3月に終了した。

 だが、「楽しみにしていたのに無くなっている」「ぜひ再開を」との多くの要望が寄せられ、温かいだし蛇口の再開を決めた。

 備え付けの紙コップ(約30㏄)に注ぐシステムで1人1杯、持ち帰りは不可。だしは市内にある讃岐うどんの名店「うどん本陣山田家」が提供する。毎日、午前と午後の2回、各4リットルを準備する予定。

 20日は観光客らが訪れ、「めっちやおいしい」などと歓声を上げた。戸島専務は「愛媛・松山空港のみかんジュース蛇口とともに四国を盛り上げたい。皆さんにほっこりしてもらえたら」と話している。【広田正人】

毎日新聞

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