「けじめつけんか」と耳を切り落とした疑い 山口組系幹部ら逮捕

2026/05/21 18:57 

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 実質的に経営する運転代行業の責任者の耳をカッターナイフで切り落としたなどとして、福岡県警は21日、住所不詳、特定抗争指定暴力団山口組系組幹部、岩永誠司容疑者(47)ら3人を傷害や証人威迫などの容疑で逮捕した。他に逮捕されたのは福岡市早良区曙1、特定抗争指定暴力団山口組系組員、脇坂雄容疑者(46)と福岡市博多区博多駅南2、無職、津野田賢容疑者(50)。

 岩永、脇坂両容疑者の逮捕容疑は2024年12月18日、福岡市早良区の山中で、運転代行業の責任者の男性(35)にカッターナイフなど複数の凶器を見せて「早く選べ」「けじめつけんか」などと脅し、男性が選んだカッターナイフで岩永容疑者が男性の右耳を切断、重傷を負わせたとしている。また3人は翌19日、福岡市城南区の駐車場に駐車した車内で、「警察に絶対に言うなよ」などと男性と男性従業員(35)を脅したとしている。県警は3人の認否を明らかにしていない。

 県警によると、岩永容疑者は運転代行業の実質経営者で、男性が指示に従わなかったことに腹を立て、男性を呼び出したとみられる。男性は耳を切断された後、「病院に行っていいか」と岩永容疑者らの許可を得てから切断された耳を持って病院に行き、修復手術を受けたという。

 男性の母から「息子は転倒して自分でけがをしたと言っているが、誰かに耳を切られたようだ」と相談があり、県警が捜査していた。

毎日新聞

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