長崎で原爆死没者名簿の「筆耕」始まる 新たに3300人分記す

2026/06/01 12:05 

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 長崎原爆の犠牲者の名前を原爆死没者名簿に書き加える「筆耕(ひっこう)」が1日、長崎市役所で始まった。新たな名簿は長崎原爆の日(8月9日)の平和祈念式典で奉安される。

 筆耕は1968年に始まった。計206冊(うち1冊は無記名)の名簿には、長崎市などで原爆に遭った死没者20万2053人(2025年8月9日時点)の名前が記されている。今回は25年8月1日以降、新たに判明した約3300人分(名簿3冊分)を記す。

 02年から筆耕を担当する書道講師で被爆2世の森田孝子さん(78)=長崎市=が、名簿に名前と死亡日、死没時の年齢を丁寧に書き加えていった。

 森田さんは「被爆者の高齢化に伴い、原爆の悲惨さをどのように伝えていくかが私たちの務め。何気ない日常の大切さを一人一人ができる形で未来につなげたい」と話した。筆耕は約2カ月間続く。【尾形有菜】

毎日新聞

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