カンボジア拠点に特殊詐欺の疑い かけ子グループ指示役を逮捕

2026/06/25 17:23 

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 カンボジアを拠点に日本国内の男性から現金をだまし取ったとして、兵庫県警は25日、住所不定、自称製造業、菅原孝文容疑者(31)を詐欺の疑いで逮捕したと発表した。県警は、特殊詐欺の「かけ子」数十人の指示役とみて、グループの実態解明を進める。

 菅原容疑者は海外に滞在していたが、7日にタイの空港で現地当局が身柄を拘束。県警が24日、日本に向かう機内で逮捕した。

 逮捕容疑は複数の男女と共謀して2024年7月、北海道の男性(66)に警察官や検察官をかたって電話をかけ、約100万円をだまし取ったとされる。認否は明らかにしていない。

 県警組織犯罪対策課によると、かけ子グループはカンボジアのビルで寝泊まりしながら、同様の電話を日本にかけ続けていたとみられる。全国で7件の被害を確認しており、被害額は1億3000万円以上に上るとみている。

 日本国内にいるかけ子のリクルーターが、関西などで主に20~30代の若者らを勧誘。カンボジアに誘い出し、詐欺電話のマニュアルを覚えさせていたという。

 県警は25年10月、20代の男性に「月に150万円以上の給料が入る」などとうそをついて、カンボジアの拠点に連れ出したとして、リクルーターら男女6人を所在国外移送目的誘拐などの容疑で逮捕。スマートフォンのやりとりや供述などから、菅原容疑者の関与が浮上した。【前田優菜】

毎日新聞

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