北海道・江別集団暴行死 21歳被告に懲役30年判決 札幌地裁

2026/06/25 18:32 

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 北海道江別市で2024年、男子大学生が集団暴行され死亡した事件の裁判員裁判で、強盗致死などの罪に問われた釧路市の無職、川村葉音被告(21)に、札幌地裁は25日、懲役30年(求刑・無期懲役)を言い渡した。高杉昌希裁判長は「事件の端緒や金品を奪う流れを作り犯行をけん引した。(共犯者に)暴行を促し、暴行を振るい、エスカレートさせるような言動をとった」と指摘した。

 共謀したとされる6人のうち3人の裁判で、当時18歳だった男性には求刑通り懲役20年、当時16歳だった少年に懲役9年以上13年以下(求刑・懲役10年以上15年以下)の不定期刑を言い渡した。

 判決によると、3人は24年10月、江別市の公園で長谷知哉さん(当時20歳)に約2時間、暴行を加えて外傷性ショックで死亡させ、財布を奪うなどした。

 判決では交際を巡るトラブルを契機に、当事者ではない川村被告らが長谷さんに因縁をつけて金品を要求するようになり、所持品をすべて奪い、全裸で公園に放置して死亡させたと認定した。

 高杉裁判長は「生命や尊厳に対する配慮は全くうかがえない。最も悪質な部類に近い事件だ」と非難。その上で、男性と少年は従属的な立場にあったとした。

 事件の主導役ら2被告の公判は7月に開かれ、長谷さんと交際トラブルがあった八木原亜麻被告(21)の公判日程は決まっていない。【谷口拓未】

毎日新聞

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