主導役の当時18歳被告に無期懲役判決 北海道・江別集団暴行死

2026/08/07 18:26 

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 北海道江別市で2024年、男子大学生が集団暴行され死亡した事件の裁判員裁判で、強盗致死などの罪に問われた主導役とされる当時18歳の男性に、札幌地裁は7日、求刑通り無期懲役を言い渡した。高杉昌希裁判長は「早々に暴行を開始し、被害者の死亡結果への寄与も大きい。主犯という評価が相当だ」と指摘した。

 共謀した6人のうち、主に暴行を加えた2被告の裁判で、当時17歳の少年には求刑通り懲役30年を言い渡した。

 判決によると、2人は他の4人と共謀し、24年10月25~26日、江別市の公園で長谷知哉さん(当時20歳)を暴行して死亡させ、財布を奪うなどした。

 判決では、男性が長谷さんの頭などを数十回殴る蹴るなどし、さらに少年ら3人も暴行に加わらせて事件をエスカレートさせたと認定。長谷さんの血液が自身の衣服についた「弁償代」として金銭を要求しており、高杉裁判長は「血が付いたのは暴行が原因で理不尽だ」と非難した。

 一方、弁護側は男性に軽度の知的障害が認められることなどが事件に影響を及ぼしたと主張したが、判決は「限定的」と退けた。高杉裁判長は2被告に「自分のどこに問題があったのかを生涯考えることが最低限の責任」と述べた。

 この日で、長谷さんと交際トラブルがあった八木原亜麻被告(21)以外の被告5人の1審が終了した。【谷口拓未】

毎日新聞

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