漫画「聖闘士星矢」作者側が28億円賠償求め提訴 元役員が流用か

2026/09/02 11:29 

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 人気漫画「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」などで知られる漫画家の車田正美さんが2日、東京都内で記者会見を開き、自らが代表取締役を務める3社の資金が無断で流用されたなどとして、同社の元取締役らに計約28億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したと明らかにした。

 流用された総額は約46億円に上り、弁済された18億円を除く28億円が損害に当たると主張している。

 原告は「車田プロダクション」など3社で、車田さんの作品の著作権や商品化権を管理している。訴状によると、3社の元取締役らは2018年ごろから24年までに、3社の資金を無断で別の口座に送金したり、取引先から受け取るライセンス料を別会社名義の口座に振り込ませたりするなどの手口で資金を流用したとしている。

 ◇「漫画家として潰れていたかも」

 車田さん側によると、元取締役は車田さんの元マネジャーで経理を担当。車田プロダクションの設立にも関わり、車田さんとは15年以上の付き合いがあったという。

 車田さんは会見で「アニメや漫画の世界で悪い人は見たことがなかった。一時は人間不信にもなりかけた。下手すればプロダクションは倒産し、私も漫画家として潰れていたかもしれない」と述べた。【菅健吾】

毎日新聞

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