「こんな時こそ」2年続けて被災 熊本の集落、日常願い地蔵祭り
熊本地震で震度7を観測した氷川町の西網道(あみどう)地区では、子供たちの無病息災を祈る地蔵祭りが今夏も開かれた。被害の爪痕が残る被災地に、住民たちの笑顔の輪が広がった。
8月24日、果物やまんじゅうなどが供えられた地蔵の前で、子供たちが手を合わせた。お参りした町立竜北西部小6年の松山成美さん(12)は「毎年同じだから安心できる。早くいつもの日常に戻れるように」と地蔵に託した。住民たちが地蔵の前に集まり、会話に花を咲かせる。
自治会評議員の東裕二(ひがしゆうじ)さん(65)によると、祭りが始まった時期は不明だが、江戸時代ごろから続いていると伝わる。毎年8月24日、公民館近くにある地蔵に供え物をし、子供たちがお参りをしている。
西網道地区は2025年8月の水害で、住宅が床上浸水したり農地が水につかったりする被害を受けた。
7月28日の地震でも一部の建物が倒壊し、水田に水を送る設備が故障。石造りの地蔵にも、ひびが入ったという。一時は「祭りを中止しては」といった声も上がったが「こんな時こそ続けることが大事では」との思いから、今年も実施にこぎ着けた。
2度の災害を乗り越え、営まれた地域の祭り。東さんは「田舎の小さな祭りだが、住民の良い気分転換になる。2年続けて被災し、気持ちが落ち込みがちになるが、少しでも希望を持つきっかけになれば」と願った。【添谷尚希】
-
華やかな100隻の大船団「水上渡御」 鹿島神宮の御船祭
12年に1度の午(うま)年に行われる茨城県鹿嶋市の鹿島神宮の式年大祭「御船祭(みふねまつり)」で2日、祭神を乗せた御座船が約100隻の大船団とともに北浦の湖上…社 会 1時間前 毎日新聞
-
ぬいぐるみ窃盗罪の被告を逆転で保釈 最高裁、地裁判断「違法」
ぬいぐるみを盗んだとして窃盗罪で起訴された被告の保釈請求について、最高裁第2小法廷(高須順一裁判長)は8月31日付で保釈を認めなかった名古屋地裁決定を取り消し…社 会 1時間前 毎日新聞
-
トクリュウのスマホ遠隔解析へ 警察庁有識者会議が提言骨子公表
匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)による犯罪対策を検討する警察庁の有識者会議(座長・川出敏裕東大大学院教授)は2日、匿流が使うスマートフォンから通信…社 会 5時間前 毎日新聞
-
埼玉栄の生徒死亡事故、遺族が学校側提訴 安全対策不十分と主張
私立埼玉栄高校(さいたま市西区)のグラウンドで2024年に軽乗用車が横転し男子生徒(当時17歳)が死亡した事故を巡り、生徒の遺族は2日、学校側の安全対策が不十…社 会 7時間前 毎日新聞
-
漫画「聖闘士星矢」作者側が28億円賠償求め提訴 元役員が流用か
人気漫画「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」などで知られる漫画家の車田正美さんが2日、東京都内で記者会見を開き、自らが代表取締役を務める3社の資金が無断で流用され…社 会 9時間前 毎日新聞













