フィギュア4大陸選手権へ日本選手が到着 友野一希「目の前に集中」

2025/02/18 18:41 

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 20日に開幕するフィギュアスケートの4大陸選手権に出場する日本選手が18日、開催地の韓国・ソウルに到着した。日本のシングルで、今大会はそれぞれ最年長になる男子の友野一希選手(第一住建グループ)と女子の樋口新葉選手(ノエビア)も、それぞれ意気込みを語った。

 3年ぶり4度目の出場となる友野選手は、「全日本(選手権、昨年12月)が終わってからかなり調子も上がってきている」と手応えを口にした。2022年大会は自己最高の2位となっており、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックもある来季へ向けて、今大会で結果を残したいところ。「もう一つ順位を上げてできるように。しっかり自分のやるべきことができれば結果につながってくると思う。優勝はもちろん目標として、まずは目の前のことに集中して取り組んでいければ」と静かに闘志を燃やした。

 20年大会以来3度目となる樋口選手は、3月に控える世界選手権(米ボストン)を見据えながら今大会に臨む。「世界選手権に出てくる強い選手もたくさん出てくる。ここで結果を残して、次につながるような試合にしたい」と抱負を述べた。また、過去2度は届いていない表彰台を念頭に置きながら、「落ち着いて滑りたい」と冷静だった。【ソウル倉沢仁志】

毎日新聞

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