男子がフリーへ調整 日本勢最上位友野「満足いく演技を」 4大陸

2025/02/21 13:58 

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 韓国・ソウルで行われているフィギュアスケートの4大陸選手権で21日、日本男子3人が22日のフリーへ向けて調整した。

 前日のショートプログラム(SP)で3位につけた友野一希選手(第一住建グループ)、5位の三浦佳生選手(オリエンタルバイオ・明大)、6位の壷井達也選手(シスメックス)が参加。3人ともジャンプに苦戦しているようだったが、各選手によると練習用リンクの氷の感触は本番用リンクとは全く違うといい、踏み切りを入念に確認するなどした後はそれぞれリラックスした表情だった。

 友野選手と三浦選手が談笑しながら滑ったり、壷井選手の技が決まった後に、三浦選手が拍手を送ったりして良好な雰囲気で練習を終えた。友野選手は「今季、ずっと悔しい思いをしている。何とか最後、フリーで満足いく演技をしたい。頑張ります」と語り、銀メダルだった2022年大会以来、3年ぶりの表彰台を見据えた。

 海外勢ではSP94・73点で首位発進したミハイル・シャイドロフ選手(カザフスタン)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)からオイラーを挟んで4回転サルコウを決めるなど好調ぶりをうかがわせていた。【ソウル倉沢仁志】

毎日新聞

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