千葉黎明監督、夏への課題は「今はすぐに言えない」 センバツ

2025/03/21 18:12 

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 選抜高校野球大会は第4日の21日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、初出場の千葉黎明は智弁和歌山に0―6で敗れた。

 千葉黎明の中野大地監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇千葉黎明・中野大地監督

 最初の三回までを課題にしていたが、初回に取られた3点がゲームを重くしてしまった。守備で自滅しなかったのは、ここまで鍛えてきた部分が出た。今日の敗戦を受け止めて、夏にまた戻ってこないといけない。

 <夏に向けての課題は>

 今はすぐに言えないので、ちょっと考えます。

 (智弁和歌山の先発の)渡辺(颯人)君がストライク率が高いピッチャーで、相手の球数が非常に少なかったのは当然、試合が進みながら分かっていました。

 ただ、ストライクに手を出していかないとゲームは動かないと思ったので、球数に関係なく、打ちに行く姿勢は変えませんでした。

 渡辺君はストレートが多かったです。目いっぱい投げてきたストレートに対して、「自分たちも力で打とうとしたらけんかしちゃうよ」っていうことは選手に伝えました。

 ただ、どうしても、上体(の力が)が勝ってしまうスイングが出ていたので、そういうところに経験のなさが出てしまった。心と体のバランスというところが、非常に(甲子園の)初戦は難しいんだなと分かったので、しっかり選手と話し合って、今後の春、夏の大会に生かしたいと思います。

 初めて出場させていただいて、ゲーム前に(スタンドに)整列してあいさつした時に、あれだけの方々が一体となってアルプス席から応援してくれていることに、私自身はものすごく価値を感じました。

 <中野監督もプレー経験がある社会人野球の応援歌がスタンドで流れました>

 すごく秋の千葉大会、関東大会と(応援の)反響をいただいていました。甲子園ではあまり聞き慣れないメロディーだと思いますけれど、千葉黎明高校の一つの色として、吹奏楽、応援団も一体になって、新しいものを作り出せたのかなという思いです。

毎日新聞

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