至学館監督、相手のノーサイン野球「やりづらかった」 センバツ

2025/03/21 16:54 

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 選抜高校野球大会は第4日の21日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、昨秋の東海大会4強の至学館(愛知)は昨秋の九州大会準優勝のエナジックスポーツ(沖縄)に0―8で敗れ、甲子園初勝利はならなかった。

 至学館の鈴木健介監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇至学館・鈴木健介監督

 序盤はなんとかピンチをしのぎましたが、点が取れなかったことが最大の敗因かなと思います。

 (先発した)尾崎は球数が多かったので、うまくいけばもう一回チャンスが来ると信じて流れを変える意味でも継投しましたが、監督の采配のミスで負けました。

 <対戦したエナジックスポーツの攻撃について>

 足を使ってくることは分かっていましたので、なんとかそれを止めながらというところでしのいではいましたが、相手打者の粘りがうちの投手陣を上回った印象があります。

 <ノーサイン野球を掲げるエナジックスポーツと対戦して>

 やりづらかったですよね。選手が考えて自分で動くところが思い切りの良さにつながっていて、いつもと違う感覚というか。僕はこう、相手監督と野球をやっているというイメージで今まで戦ってきたんですけども、それがなかったのでね。

 <夏に向けて強化したい点は>

 もちろん点が取れなければ野球は勝てませんので、まずはそこからですね。

 また、投手陣の整備。尾崎は十分に力を発揮してくれましたけどもまだまだ2年生で先がある子ですので、それ以外のピッチャーも含めて、投手陣の整備も必要かなと思います。

毎日新聞

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