キレキレダンス再び! 滋賀学園の名物応援団 新ダンスも センバツ

2025/03/22 16:14 

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 選抜高校野球大会は第5日の22日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、滋賀学園が浦和実(埼玉)と対戦した。滋賀学園の応援団がいる一塁側アルプススタンドでは昨夏の甲子園に続いて、ベンチ入りできなかった野球部員による「キレキレダンス」が披露された。

 滋賀学園のアルプスの名物は、野球部員がユニークな動きで応援を先導する「キレキレダンス」。過去の甲子園出場時から披露しているが、昨夏の甲子園では、ひときわキレッキレで踊る姿がSNS(ネット交流サービス)上などで話題になり、大きな注目を浴びた。

 今春に向けては新曲を用意するなどし、野球の練習後に寮やグラウンドで毎日2時間、応援の練習に励んだ。今回のテーマは「史上最高の盛り上がり」で、応援団長を務めたのは松田虎太朗さん。ユニホーム姿で応援を統率した。

 新しい振り付けも3曲で披露した。野球部とチアリーディング部で連携して、動画サイトも参考にしながら、約1カ月前から振り付けを考えて踊りを練習したという。

 9番打者の長崎蓮汰選手の打席の時に流れたのは、アイドルグループNEWSの人気曲「チャンカパーナ」。本人からのリクエスト曲だったという。

 松田さんは「一体感のある応援が持ち味。メンバーは日本一を目指す、自分たちはそれを盛り上げる役」と語り、「もし、大会のメンバーだったら野球の技術を少しでも上げる。でも、自分の今の仕事はこっちなので踊りを頑張る」と最後まで球場を盛り上げた。【林大樹】

毎日新聞

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