「母はヤクルトレディ」 元阪神の青柳晃洋がヤクルト入団会見

2025/07/31 21:40 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 元阪神の青柳晃洋投手が31日、ヤクルトと契約を交わし、東京都内で記者会見した。

 今季から大リーグ挑戦のために渡米していた青柳だがフィリーズ傘下から自由契約となり、ヤクルトでの日本球界復帰を選択した。

 青柳は「幼少期から母がヤクルトレディで働いていて、今も正社員として働いている」「家の冷蔵庫には(ヤクルト商品の飲み物が)全種類そろっていた」と意外な縁を明かした。背番号は「99」、年俸は5000万円(推定)。

 昨季終了後に阪神からポスティングシステムで大リーグ入りを目指したが、マイナー契約にとどまり、メジャー昇格はできなかった。それだけに、「また、野球ができることに感謝します」と喜んだ。

 日本に戻るなら、古巣・阪神でプレーしたいという思いも、心のどこかにあったという。その上で「選手枠がいっぱいなこともあったのか、オファーはなかった。球児さん(藤川・阪神監督)には連絡を取り、『また、グラウンドで会えるのがうれしい』と言ってもらえた」と説明した。【岸本悠】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>