プロ野球のパ・リーグは２７日、福岡ソフトバンクホークスが２年連続２１回目（前身の南海時代の１０回、ダイエー時代の３回を含む）の優勝を果たした。１リーグ時代の２回を含めると２３回目。優勝マジックを「１」としていたチームは同日の西武戦（ベルーナドーム）で４―１で逆転勝利して決めた。

　主力の離脱が相次いだ今季は４月に１２年ぶりの単独最下位に沈むなど苦しんだが、生え抜きの中堅選手が台頭して盛り返し、驚異のＶ字回復でペナントレースを制した。日本シリーズ進出をかけ、１０月１５日からのクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージに臨む。【林大樹】