「いつか日本代表を」福岡アリーナ29年開業 バスケB2新拠点に

2025/09/29 21:35 

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 やずやグループ(福岡市)などは29日、同市東区の商業施設「香椎照葉アイランドアイ」に、男子バスケットボールBリーグ2部(B2)「ライジングゼファー福岡」の新拠点となる「福岡アリーナ(仮称)」の建設計画を発表した。2026年8月に着工し、29年3月に開業の予定。ライジングゼファーのスポンサー、やずやグループが建設・運営する。

 Bリーグでは26年から新リーグの最上位カテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」が始まる。5000人以上収容などの基準を満たしたアリーナの確保がBプレミアの参入条件となっており、29年をめどに参入を目指すライジングゼファーは、アリーナの整備を進める。

 新アリーナは、地上4階建てで延べ床面積は約1万4000平方メートル、観客席数は約6000席。アリーナ内に横200メートル、縦8メートルの360度大型ビジョンを設置する。

 記者会見で、やずやグループの矢頭徹社長は「いつかこのアリーナで日本代表を生み出せるようにしたい。地元の皆さんに喜ばれる施設にしていきたい」と述べた。ライジングゼファーの古川宏一郎社長は「Bプレミアに参入し、地域の誇りと感じてもらえるクラブを目指す」と語った。【山崎あずさ】

毎日新聞

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