フィギュア・ジュニアGPファイナル進出者決定 日本勢は男女6選手
フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズは全7戦が終了し、上位6人・組で争うファイナル(12月4~6日、愛知・IGアリーナ)進出者が出そろった。日本勢は女子で前人未到の4連覇を目指す島田麻央選手(木下グループ)や、男子で2季ぶりの優勝を狙う中田璃士選手(TOKIOインカラミ)など女子4人、男子2人が出場する。
女子は、ジュニアで無敗を続ける島田選手が第4戦タイ大会、第7戦アラブ首長国連邦(UAE)大会で2連勝した。今季、ジュニアGPシリーズに初参戦した16歳の岡万佑子選手(木下アカデミー)は第2戦トルコ大会で優勝。第5戦アゼルバイジャン大会はショートプログラム(SP)5位から巻き返して2位に入り、初のファイナル進出を決めた。
昨季は2大会で3位に入りながら、ファイナルにあと一歩届かなかった岡田芽依選手(名東FSC)は第1戦ラトビア大会で初優勝すると、第4戦タイ大会も2位に入り、ファイナル初進出を果たした。ジュニア参戦1季目で13歳の金沢純禾選手(木下アカデミー)は第3戦イタリア大会で初優勝。ハイレベルな争いとなった第6戦ポーランド大会では4位に入り、初のファイナル切符を手にした。
女子のファイナルに日本勢4人が出場するのは、浅田真央さんが優勝した2004~05年シーズン以来、21季ぶり。当時は出場9人中、浅田さんら4人が日本勢だった。
男子は、昨季は世界ジュニア選手権を制したものの、ファイナルは3位に終わった中田選手が第1戦ラトビア大会、第4戦タイ大会で連勝した。ラトビア大会ではSPで自己ベストを更新。フリーは2戦ともにトーループ、サルコウの2種類の4回転ジャンプを降り、2位以下に大差をつけて強さを示した。ファイナル進出は3季連続。
西野太翔選手(星槎国際高横浜)は第3戦イタリア大会で初優勝すると、第6戦ポーランド大会では2位に入り、初のファイナル進出を決めた。昨季ファイナル4位の高橋星名選手(木下アカデミー)は第2戦トルコ大会で2位、第7戦UAE大会は3位で2季連続のファイナル進出を逃した。
昨季の全日本ジュニア選手権で表彰台に上がった中田選手、高橋選手、西野選手の3人はジュニアの選手の間で「3強」と呼ばれているが、明暗が分かれた。
島田選手、中田選手はともに今季をジュニアのラストシーズンと位置づけている。自国開催、最後のジュニアGPファイナルを優勝で飾り、シーズン後半戦へと弾みをつけられるか。初出場の4人の滑りにも注目だ。【玉井滉大】
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