サッカー男子日本代表は１４日、国際親善試合として東京・味の素スタジアムでブラジル代表と対戦し、３―２で勝利した。日本はブラジルと１４度目の対戦で初勝利を挙げた。

　前半を０―２で終えたが、後半に南野拓実（モナコ）が１点を返し、中村敬斗（スタッド・ランス）のシュートがゴールにつながり同点。さらに上田綺世（フェイエノールト）が決めた。

　ブラジルはワールドカップ（Ｗ杯）史上最多５度の優勝を誇る強豪。通算成績は日本の１勝２分け１１敗となった。国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングはブラジル６位、日本１９位。

　日本は９月の国際親善試合２試合で１分け１敗。１０月は１０日のパラグアイ戦で２―２で引き分け、対外試合では２０２２年１２月～２３年３月以来の３試合連続勝利なしとなっていた。

　日本とブラジルはともに、２６年Ｗ杯北中米３カ国大会に出場する。【生野貴紀】