九州を舞台に繰り広げられるサイクルロードレース「ツール・ド・九州」について、２０２６年大会は新たに佐賀県がコースに加わり、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎を含む過去最多の６県で開かれることとなった。実行委員会が２８日、発表した。日程は２６年１０月９～１２日。

　ツール・ド・九州は国際自転車競技連合（ＵＣＩ）公認のサイクルロードレース。九州の経済団体などが災害や新型コロナウイルス禍からの復興を掲げて２３年１０月、福岡、熊本、大分３県で初開催した。２４年は同じ３県、２５年は長崎、宮崎を加えた５県で開かれた。

　４回目となる２６年大会は、１０月９日に長崎県佐世保市で、周回コースで順位を争う「クリテリウム」があり、１０日に福岡、佐賀▽１１日に熊本、大分▽１２日に宮崎――の各県で転戦型のステージレースが展開される。【平川昌範】